画力をあげるためにおすすめの本
- うさぎいンく
- 2019年2月14日
- 読了時間: 3分
スタッフやアシスタントさんなどからよく聞かれるので
まとめてみました
・Photoshop彩色操作
ギャルゲ塗りに必要なphotoshopの操作のほんとうに初歩的な導入部ですが
現在一般的な美少女ゲームのキャラ彩色の構造が一番わかりやすく実践的に書かれています
アニメの背景用の初歩の本かもしれないです
美少女ゲームのイベント絵の背景ならこれくらいで充分網羅できますし
プロとして使える工程(たぶん時短)として解説されてるのが非常にありがたいです
(時間かけて描くとかはバカでもできますので...たまにバカやりたいけど)
ある程度、物理現象の観点からも解説があります
・立体デッサン
光と影を物理計算として正確に捉えるための理論書です
彩色グラフィッカーは基本としてこの理論は必須...
・骨格デッサン
なにもないところから人体を描く考え方がわかりやすく解説されています
ポーズの練習にもお薦めです
最近同じシリーズで脂肪のつきかたの本が出ました
あれも読むだけでも楽しそうです...
・解剖図
英英辞典くらい分厚いしお値段もそれなりですが
美術解剖図はこれ一冊で済むと思いました
普通に読んでも面白い本です
・パース
上のHow to Renderと同じ著者
パースの物理計算・・・複雑なパースになると毎回これを見ながらやっています・・・
(覚えられてないからなんですが)
おそらくこれよりちゃんとしたパースの本はないと思います
・ライティング
ハイライトや影、空気の色づくりの理論書
ちょっと色彩設計やデッサン力があるていどできる方でないと読んでも意味がわからないところが多いかもしれませんが
美少女ゲームでは背景や光の調整レイヤーをかけるためにこの理論がかなり役に立ちます
クロード・モネのように光の色で時間や季節がわかるようになれた気がします...
(じっさいちゃんと絵を描いてる人で考えてない人はいないですよね...)
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