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必ず資料を見て描く(塗る)


資料を見て描くと絵の説得力が全く変わってきます

とにかくできる限りやってほしいことです

絵の描き方でどこでも言われてるぜんぜん珍しくもないことなんですが

うちの業界(彩色グラフィッカー)の新人の方ぜんぜんやってない人とかいるので書いておこうと思います

とくに彩色だと「資料とかデッサンとか必要ない、どうせ塗り絵だし」みたいに思ってるのかも;

(命かけた塗り絵なんだけど...)

頻度の段階別に推測される過程をまとめてみます

1. わからないものできないものがあったら資料を見る

この辺は普通にやってる人多いと思います

(クライアントが仕様書に添付してくれることも多いでしょう)

だから普通だろっ当たり前だろうって思うじゃないですか...

でも仕事でリテイク出して

わかんなくても資料写真も参考イラストも見ない人います...

当然何百回リテイクしても改善しないです

通常の場合、頻度は少なそうですが

資料見て一度描いたらコツとかわかるので

次に同じものが出てきてもスムーズに描けるようになってると思います

うさぎの場合の例:楽器、あんまり出てこない特殊な場所(スタジオ、店)、変わった服(童貞殺しセーター、バロック時代のようなドレス、プレミアついてそうなスニーカー、古代の家具etc...)

2. 苦手なものは資料を用意する

これも1と似てますが上より資料を見る頻度は高くなると思います

苦手なものが出てきたらリテイクがあろうがなかろうが

そもそも仕事始める前に用意するからです

そんなことをしてると

たぶん一年くらいで下手するとそのへんの人より割かし得意になってる可能性があります

うさぎの場合の例:膝関節、男性の筋肉、鎖骨、植物、雲etc...

間違っても上手いとは言えないですがなんとか仕事の体裁をつけるくらいにはなってきたようです;

構造には詳しくなったけどお手本の絵を見てる数がまだまだ少ないです(元々描くのが好きなものじゃないとこうなるわけです...)

3.得意なものだけど資料を用意する

もともとそれ自体描くのも見るのも大好きで仕事でも割かし褒められるしリテイクもでたことない

しかしその上で資料を見て練習するとどうなるか...

いわずもがなですよね

いまより一段上に行けると思います

うさぎの場合の例:○っぱい、性○、とにかく女体、食べ物、動物etc...

(欲が反映されてて怖いですね、しかもこんなのもっと上手い人ごまんといるので差別化にもなにもならなくてつらい...)

「資料探すのめんどい」ってのはわかります

うさぎも初めは資料にちょうどいい男性ヌードを用意するのに二時間とか要しました

(構造を理解してなかったのでほんとに同じアングルのものを探してました)

でも探すコツはだんだん掴めてくるので早くなってくるし

一度探せばまた次からも使えます、一生ものですから

絵描くなんてそもそもめんどくさいことしかないので、ここでもめんどくさいことをやっておきましょう

数年後のめんどくささは少しだけ解消されると断言できます 笑

知り合いの成人向け漫画家さんで女性下着のフォルダがなにかで消えたとか撃沈してたのを見たこともあります

かわいい下着描くのが上手い方だったしその辛さを考えるとものすごい共感しました

たぶん下着におけるブレインマップになると思うので

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